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【那位人氣聲優朗讀的名著】 田中理恵×銀河鉄道の夜(3/4)

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【那位人氣聲優朗讀的名著】 田中理恵×銀河鉄道の夜(3/4)

書名和作者的名字也需要聽寫。


書寫方式參考:【聽寫規範】日語聽寫酷聽寫規範(2013年5月版)


ああ

あすこ

きれい

みんな

ねえ

ほんとう

あっ

ぼく

カムパネルラ(小說中的人物)

俄かに

ジョバンニ(小說中的人物)

ぼんやり

けむる

雲う

さびしい

丁度

腕木

つらねる



あらすじ

父親が行方不明、病気で寢たきりの母を持つ少年、ジョバンニはそのために學校で友達にいじめられていた。ケンタウル祭の夜、丘に寢転んでいたジョバンニはいつのまにか銀河鉄道に乗っていた。そこには優しい友達のカムパネルラもいた。列車はいくつもの駅に止まり、二人はさまざまな人々に出會う。最後に二人きりになって、ジョバンニは二人でどこまでも行こうと決意するが、やがてカムパネルラは消えてしまう。気づくとジョバンニは元の丘にいた。そしてカムパネルラが川で溺れたこと知る。

解説

銀河を渡る列車というと新しい感じがするが、一方でまたそれが自然に思えるのは、鉄道が持つ、ほっとするような懐かしさの魅力ゆえである。この銀河鉄道は死者の列車。列車を下りたら完全に死者になってしまう。父親が不在で友達にいじめられるジョバンニの心細さが基本のトーンで、それが唯一親切なカムパネルラの死への旅の同行となるわけだが、その根底には、賢治の最大の理解者であった妹のトシの死がある。彼女の魂にできるところまで寄り添いたい。その思いが生者であるジョバンニを銀河鉄道に乗せた。

「ああきっと行くよ。ああ、あすこの野原はなんてきれいだろう。みんな集ってるねえ。あすこがほんとうの天上なんだ。あっあすこにいるのぼくのお母さんだよ。」カムパネルラは俄かに窓の遠くに見えるきれいな野原を指して叫びました。
ジョバンニもそっちを見ましたけれどもそこはぼんやり白くけむっているばかりどうしても力ムパネルラが雲ったように思われませんでした。なんとも雲えずさびしい気がしてぼんやりそっちを見ていましたら向うの河岸に2本の電信柱が丁度両方から腕を組んだように赤い腕木をつらねて立っていました。

“嗯,一起去。啊,那邊的原野是多麼美麗啊!大家都在那裏集合。那裏就是真正的天堂啊。啊,我媽媽也在那兒呢!”康帕內拉突然指着窗外一片遙遠而美麗的原野叫道。
喬萬尼也跟着往那邊望去,可是隻看到了白霧茫茫,朦朧一片,實在很難和康帕內拉說的景象聯想在一起。他只是寂寞而恍惚地看着那邊,対面的河岸上有兩根電線杆彷彿互相牽着手,中間託了一根橫木站在那兒。