當前位置

首頁 > 語言學習 > 日語學習 > 日語中的外來語爲何如此之多?

日語中的外來語爲何如此之多?

推薦人: 來源: 閱讀: 5.65K 次

日本語で外來語が多いのはなぜですか。他の言語では,外來語をどのように取り入れていますか。

日語爲什麼有這麼多外來語呢?其他語言是怎樣引入外來語的呢?

日語中的外來語爲何如此之多?

カタカナでどう書くかさえ決めればよい

只要確定片假名寫法就能使用外來語

先ごろ日本で,女性用履物として「ミュール」というのがはやりました。これは英語またはフランス語の「mule」からの借用なのですが,日本語ではこの語を,どういう音の形で受け入れるか(言い換えればどういうカタカナで書き表せばいいか)ということさえ決めれば,それだけでこの語が使えてしまいます。

前段時間日本很流行女性用拖鞋“ミュール”,這個詞是借用了英語或法語的“mule”,只要確定了日語中這個詞的音(換句話說就是片假名寫法),就能使用這個詞。

しかしフランス語に日本語の「下駄げた」が借用されたときには,そう簡単にはいきませんでした。フランス語をはじめとする多くのヨーロッパ語ではすべての名詞が「性」を持っており,どの性に屬するかによって,その名詞を修飾する形容詞の形や名詞を受ける代名詞の形が違ってきます。このため外來語でも性が決まらなければその語が使えないのです。

但在法語中卻很難借用日語“下駄げた”這個詞。以法語爲代表的大多數歐洲語系中所有名詞都有“詞性”,表示這個詞的性質,修飾名詞的形容詞和指代名詞的代名詞形式是不一樣的,因此如果不確定外來語的詞性是無法使用這個詞的。

外來語をはじめとする新語の性は,その単語が使われているうちに何となく決まっていくものなのですが,名詞の性を決めるための必然的な手掛かりというものがあるわけではありません。今でもフランス語では,下駄は男性が履くもの,というイメージが強いために男性扱いとされたり,ラテン語で-aで終わる単數名詞はほとんど女性名詞,という理由から女性扱いとなったりと,共通認識はまだ得られていないようです。

一般來說在使用單詞的過程中,以外來語爲代表的新詞詞性會漸漸固定,但決定名詞詞性也沒有固定模式。現在法語中對“下駄”這個詞還頗有爭議,有人因木屐是男性用的,認爲“下駄”這個詞該由男性使用,有人則因拉丁語中以-a結尾的單數名詞多爲女性名詞,認爲這個詞該女性使用。

また言語によっては,品詞(名詞,動詞,形容詞,といった,文法的機能による単語のグループ分け)ごとに固有の語尾が決まっており,外國語から単語を取り入れる際には,その単語がその語尾で終わるよう,語形そのものを調整しなければならないこともあります。例えばロシア語では,形容詞は-ɨj(-ウィイ)という語尾を持つことに決まっているので,フランス語から「serieuxセリユー」(重大な,深刻な)という形容詞を借用したときには,これを「serijoznɨjセリヨーズヌィイ」という形に変形しなければなりませんでした。原語の基本の形をそのまま素直に受け入れればいい日本語に比べ,隨分ややこしい変形をしていることが見て取れると思います。

而且有的語言不同詞類(名詞、動詞、形容詞等按照語法功能劃分單詞)都有固定的詞尾,在引入外來語時,必須按照詞形調整單詞詞尾。例如,因爲俄語中形容詞固定使用“-ɨj”的詞尾,當從法語引入“serieux”(重大的、深刻的)這個形容詞時,需要變形成“serijoznɨj”。比起日語直接引入原語言基本形,這種引用方式的變形真的很複雜。

日語中的外來語爲何如此之多? 第2張

単語の「意味」は分からなくても「機能」は分かる

即使不明白單詞的“意思”也能明白“功能”

一方ではタイ語のように,単語が基本的に語形変化しない言語もあります。この種の言語で単語の文法的機能は,もっぱら語順と文脈によって決まります。例えば「行く」という動詞の後ろに「乗り物」を表す名詞が來ていれば,その名詞は「手段(~によって)」という機能を持ち,「場所」を表す名詞が來ていれば,それは「目的地(~まで)」という機能を與えられるのです。こうした文法的機能は,形の上では表現されません。

但有的語言的單詞基本不進行詞形變化,例如泰語。這種語言的單詞語法功能主要依靠語序和上下文決定。例如,在“行く(去)”動詞後接表示“乗り物(交通工具)”的名詞時,這個名詞就有“手段”的功能,當接表示“場所”的名詞時,此名詞就有“目的地”的功能。這種語法功能沒不會具體表現出來。

こういう言語では,語形変化がない分,外來語を取り入れるのが楽であるように思えます。しかし実際はそうでもありません。こうした言語において単語の文法的機能は,「その単語の意味と,周りにある単語の意味との関係」によって決まります。ですから,文中に外來語のような意味の分からない単語があると,その単語が周囲の語とどういう文法的つながりを持っているのかが分からなくなり,結果として文全體の構造もとらえにくくなってしまう可能性が高いのです。

因爲沒有詞形變化,這種語言在引入外來語時看起來比較輕鬆,但其實並非如此。這種語言中單詞的語法功能依靠“單詞意思、與周圍單詞意思間的關係”來決定。因此,當句中有不懂意思的外來語或單詞時,就會不知道這個詞是否與周圍詞有聯繫,結果很可能不明白整句話的結構。

ひるがえって,日本語はどうでしょう。日本語は,単語そのものは語形変化せず,単語に助詞や接辭などを直接張り付ける,というやり方によって文法的機能を表示します。ですから,仮に単語自體の意味は分からなくても,「○○して」のように,単語の後ろに「する」の変化形が接続していれば,それ全體で動詞としての働きを持っていることは分かりますし,「△△な」であれば形容動詞として使われていることは明らかです。「××は」「××を」のように,単語に助詞が直接接続していれば名詞であることが分かり,さらに,その単語が文の主語なのか,動詞の目的語なのか,という「文中での機能」も一目瞭然です。

那日語是怎樣的呢?日語單詞本身不會發生詞形變化,直接在單詞後接助詞、後綴等表示語法功能。因此,即使不明白單詞本身的意思,也能明白單詞的功能,例如,“○○して”是單詞後接“する”變形,就能知道單詞是動詞,“△△な”就能知道是形容動詞。如果是“××は”“××を”單詞後直接接助詞,就知道單詞是名詞,而且單詞是句子主語還是動詞目的語這種“句中的功能”也能一目瞭然。

このように,「単語本體と,文法的機能を表す部分とが分けて表現される」という日本語の文法的特質は,外來語をはじめとする「新語」の受け入れにおいては大きな効力を発揮します。一般にどの言語でも,名詞が最も借用しやすく,その他の品詞が借用される例はそう多くはないのですが,日本語では「グローバルな」のような形容動詞,「アクセスする」のような動詞も取り入れることができていますし,またそのような借用を行っても,文の構造は明瞭に表現され得るのです。

在引入以外來語爲代表的“新詞”時,這種“單詞本身與表示語法功能的部分分開表現”的日語語法特性發揮了很大作用。一般來說,任何語言都是最常借用名詞,其他詞類較少,但日語中卻可以引用“グローバルな”等形容動詞、“アクセスする”等動詞,而且即使借用後句子結構也十分清晰。

本內容爲滬江日語原創翻譯,嚴禁轉載。

相關閱讀推薦:

神奇的日本外來語由來

日語老師如何看待外來語:真的是日語學習路上的絆腳石嗎?