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盛飯的動詞該用「よそう」還是「よそる」?

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しゃもじ を用いて炊飯器から茶碗に白米を移し替えた、ということを「ご飯をよそった」と表現します。では、これの現在形は何でしょう?

ing-bottom: 133.33%;">盛飯的動詞該用「よそう」還是「よそる」?

用飯杓將米飯從電飯鍋中舀到飯碗裏,這個動作就是「ご飯をよそった」。那麼它的現在式是什麼呢?

こんなの簡単だろ、と思うかもしれませんが、複數人で一斉に発聲してみると、案外2つの派閥に分かれるのではないでしょうか。

你可能會認爲這種問題太簡單了?但如果讓很多人同時回答,就會意外地發現他們分成了兩派。

そう、「ご飯をよそう」派と「ご飯をよそる」派です。この2つは、一體何が違うのでしょう?どちらかが間違った表現なのでしょうか?それとももしかして方言?

沒錯,一派是認爲「ご飯をよそう」、另一派是認爲「ご飯をよそる」。這兩種說法到底有什麼不同呢?到底哪個是錯誤的表達呢?難不成這是方言?

もともとは「よそう」

原本用的是「よそう」

結論から言うと、どちらも正解です。ただし、圧倒的に古くからあるのは「ご飯をよそう」の方。

從結論來看的話,兩者都是正確的。但是絕大多數人還是贊成一直以來的表達「ご飯をよそう」。

漢字で書くと「裝う」で、「支度をする」「身なりを整える」という意味の「よそおう」と同じ。というよりむしろ、「よそう」が転じて「よそおう」になったとされています。

「よそう」漢字寫作「裝う」,和有“準備”“打扮”意思的「よそおう」的漢字相同。倒不如說是「よそう」轉變成了「よそおう」。

つまり、「ご飯をよそう」とは、もともとは食事の支度をする、整えるという意味で、そこから飲食物を器に盛るという意味に変化したのです。

總之,「ご飯をよそう」原本就是準備飯菜的意思,進而變化爲將食物盛入容器中的意思。

この表現は1000年以上前から用いられている、歴史ある言葉です。

這種表達方式在一千年以前就開始使用了,是一個歷史悠久的詞。

一方で「よそる」を広辭苑で引くと、<「よそう」と「もる」との混交した語>と注釈がついています。なんと、似た言葉がただ混じってしまっただけのものだったのです。

而在廣辭苑裏查詢「よそる」就會發現它有這樣一條註釋:“將「よそう」和「もる」混淆在一起而生的詞”。原來它是因相似詞彙的混淆才產生的。

混じって生まれた表現とはいえ、100年以上前の辭書にも既に載っており、もはや誤用とはいえないでしょう。

雖說是因混淆才產生的表現,但一百年前的字典上就已經有了記載,事到如今也不能算是誤用了吧。

「盛る」や「つぐ」は?

「盛る」和「つぐ」呢?

ところで、そもそも「よそう」も「よそる」も使わない、という人も多いかもしれません。

話說回來,可能也有很多人不用「よそう」和「よそる」。

同様の表現に「ご飯を盛る」「ご飯をつぐ」などがあります。これらは地域によって優勢劣勢が分かれ、「盛る」は北海道・東北で優勢、「つぐ」は中國・四國・九州で優勢とされています。

在相同的表達中還有「ご飯を盛る」「ご飯をつぐ」等。這根據地區的不同而不同。在北海道・東北地區更多人用的是「盛る」,而在中國・四國・九州地區更多人用的是「つぐ」。

また、「よそう」は関西および東京・千葉、「よそる」はそれ以外の関東で優勢とのこと。もちろんこれ以外の表現もあるかもしれません。みなさんは何と呼んでいますか?

另外,關西以及東京・千葉地區的人們更多用的是「よそう」,除此之外的關東地區的人們更多用的是「よそる」。當然還有其它的表現。那麼,大家用的是哪種說法呢?