【春之物語】北國之春（4）

時值6月，道路兩旁的梨樹鮮花盛開，香氣四溢。梨樹繁茂的枝頭在樹叢中開着碎紙片一樣的白花，搖曳在無風的陽光下，那花香使我的頭有些發暈。北國的春天到來了。

hint：霞網  岡   真中   傍

それは頭痛持ちの母を悩ます季節であり、私と弟とが霞網を持って渡り鳥を捕まえるために夕暮れの岡で時間を忘れた季節であった。草木の上に満ちている柔らかな日の光は、しかしあまりに空虛であった。ほとんど私が嗅いでいるに耐えられないような李の花が、その春の真中に、誰にも知られずにその傍を通る人もなく咲いている。

那是令患有頭痛病的母親煩惱的時節，也是我和弟弟爲了用細網捕候鳥而在黃昏的上綱上線流連忘返的時節。灑滿草木的柔和陽光顯得很空虛。那幾乎令我難以去聞李子花在那無人所知也無人通過的春天裏開放着。

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